頑張り過ぎて苦しいあなたへ。その努力って本当に必要?

なやみ子
なやみ子

頑張って努力しているのに、うまくいかない

ナヤミオ
ナヤミオ

同僚は簡単にこなせているのに、自分はぜんぜんダメだ

タイプ
タイプ

もう、無理に努力するのはやめよう

タイプ
タイプ

もう、無理に努力するのはやめよう

タイプ もう、無理に努力するのはやめよう

 自己肯定感の低さ

「努力しなければ」と感じる背後には多くの場合、自信のなさ自己肯定感の低さが関係しています。

他人と比較して「自分は劣っている」と感じ、そんな自分を補うために
「もっと頑張らないといけない」「優秀でいなければならない」と強く思い込んでしまうのです。

たとえば、職場で同僚が簡単に仕事をこなしている姿を見ると、自分も同じようにできなければとプレッシャーを感じます。

しかし、無理に努力を重ねても、思うように結果が出ないことが多く、さらに焦りや不安を感じることに。

 たとえ努力が実を結び、仕事がうまくいったとしてもその成功を自分の力だと認められず、さらに高いハードルを自分に課してしまうかもしれません。

 その結果、「もっと努力しなければ」という感情に囚われ、生きている限りずっと自分を追い込んでしまうのです。

しかし、そんな努力は長続きしません。
仕事に取り組むこと自体がストレスとなり、心身ともに疲れてしまうでしょう。

「努力は美徳」という価値観

「努力しなければ」と感じる理由には、日本の文化価値観も大きく影響しています。

日本では、昔から「努力は美徳」とされてきました。
この考え方が、知らず知らずのうちにあなたの中にも根付いているかもしれません。 

たとえ自分に向いていない仕事や課題でも努力を続けることが良しとされ、努力したこと自体が評価されることが多いです。 

このような価値観の中で育った多くの人は、「努力しないのは怠けていること」「頑張らない自分はダメだ」と自己否定に陥りやすくなります。

 また、周囲に認められるためには努力が必要だと考え、自分を追い込んでしまうこともあります。 

努力が報われないと感じると、ますます自分への不信感が募り、さらに努力しなければならないと感じる悪循環に陥ってしまうのです。 

努力が不要の理由

 得意なことで努力は自然と消える

自分が得意なことや好きなことに取り組んでいるとき、時間はあっという間に過ぎていきます。

楽しみながら行動しているため、無理に努力しているという感覚はありません。
むしろ、やりたくて何時間も続けてしまうことも。

そして気がつくと、自然と結果もついてきているものです。

これが、努力が不要である理由の一つです。

得意なことを活かすことで、努力を意識することなく成果を出すことができます。

無理な努力は本来の力を阻害する

無理に努力を重ねると心身ともに疲れてしまい、本来の力を発揮できなくなります。

もし何かに対して「努力が必要」と強く感じるなら、それはあなたの得意なことを活かせていないかもしれません。

逆に、自分に合った仕事や環境では自然に力が引き出され、努力と感じることなく高いパフォーマンスを発揮できます。

無理に努力を重ねることは、自分を追い込むだけでなく、最終的には成長や成功を妨げることにもなります。
だからこそ、無理に自分を追い込むよりも、自分に合った仕事や環境を見つけることが大切です。

そうすれば、自然と成果が出るようになります。

辛い努力をやめて得意を活かした結果

私はかつて歯科助手として働いていましたが、先生のペースに合わせて臨機応変に対応することが苦手でした。
必死に頑張っても、焦って失敗ばかり。努力では補うことができないものでした。

しかし、今のデザイナーの仕事は1人でパソコンに向かってじっくり考え作り上げる。
自分の得意を活かせる仕事です。

やっていて楽しくて、全く苦になりません。
むしろ、相手から「すごい」と褒められたり、感謝されることが多いのです。

歯科助手をしていた当時の私には、こんな未来は全く想像もできませんでした。

だからこそ、あなたも自分が夢中になれることや得意と感じることを見つけることで、努力という感覚が消え、本当の力を発揮できるはずです。

努力が必要ない仕事こそ、あなたが本当に活躍できる場所なのです。

自分を活かせる仕事や環境を見つけるには

では、どうすれば自分を活かせる仕事や環境を見つけることができるのでしょうか。

まずは、自分の得意を知ることが大切です。

「あなたの得意なことや好きなことは何ですか?」と聞かれて、すぐに答えられるでしょうか?
パッと答えられる人は少ないかもしれません。

もし、答えがわからない場合は嫌なことや苦手なことでもよいので書き出してみてください。
その裏返しはあなたの得意なことです。

苦手から得意を導き出す例

 
 苦手なこと:急な変化に対応する
         ↓
 得意なこと:計画を立てて着実に進める

このようにして、苦手なことから得意なことを導き出してみましょう。

まとめ:無理に努力を続ける必要はない

頑張り過ぎて辛いと感じる努力は、無理に続ける必要はありません。

そもそも「努力しなければならない」と感じる時点で、その仕事や環境があなたに合っていない可能性があります。

無理せずに自然と力を発揮できることこそが、あなたも周りも幸せにできる道なのです。

自分の得意なことや好きなことを活かせる仕事を見つけて、辛い毎日から抜け出しませんか?